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2025.02.03更新

既にニュースでご覧になった方も多いと思いますが、今年はスギ花粉の飛散が早く、すでに多くの患者さんが当クリニックにいらしていただいています。

今回はその治療について書きたいと思います。

この飛散時期にできる花粉症の治療は主に薬を用いて症状を抑えることです。
花粉症の症状は鼻汁やくしゃみ、目の痒み、皮膚の痒みや炎症、咳です。
全般的な治療には抗ヒスタミン薬をはじめとするアレルギーを抑える内服薬、
鼻の症状がひどい時には点鼻薬、
目の痒みには点眼薬、そして今年から目の周囲に塗る抗ヒスタミン薬の軟膏が発売されています。

内服薬には様々なものがあります。弱いものから強いもの、1日1回服用のものから複数回服用するもの、副作用の眠気を抑えてあるもの。
これらの薬ですが、結構その患者さんや状態との相性があります。強ければ効くとか、弱ければ効かないとはもありますが、相性の要素が大きいため、強い薬が効かなくても弱い薬が効いたなんてこともよくあります。
またシーズンによって効果が変わることがあり、これは花粉の飛散量などの影響もあると思いますが、昨シーズン効いていた薬が今シーズンは聴いていないということも時々見受けられます。
なので、シーズン初めにはまずは2週間くらい試していただくことをお勧めしています。

症状を抑えるためには飛散量の少ない時から服用を開始した方が、その後の症状が軽くなりますので、毎年花粉症に悩まされている方は、そろそろ始めることをお勧めします。

ちょっと長くなったので、続きは次回に。

それでは。

投稿者: 江北ファミリークリニック

江北ファミリークリニック 〒123-0872東京都足立区江北5丁目1-1 お問い合わせはこちら TEL03-3897-3030 江北ファミリークリニック 〒123-0872東京都足立区江北5丁目1-1
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