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2023.05.07更新

みなさまご存知の通り、来たる5月8日(月)より新型コロナウィルス感染症が5類扱いとなり、それに併せて様々な対応が変わることになります。

医療機関で行われている発熱外来や感染症外来もそれぞれやり方を変える医療機関もあると思います。

ここでは当クリニックの方針について記載いたします。

 

1. 発熱・感染症外来について

基本的なやり方については現行のままとします。

いくら5類扱いに変わったからといって、新型コロナ感染症という病気自体は変わらないですし、その病気に対する皆さまの反応も変わらないと思います。

発熱・感染症外来は、新型コロナ感染症だけでなく様々な感染症の疑いのある患者さんの診察を時間的・空間的に分けることにより、他者への感染のリスクを減らすことを目的としています。そのため当面はこのままの形を継続いたします。

発熱や感染症の可能性のある患者皆さまには、引き続き基本的に午前診療及び午後診療の終わりの時間に院外での診察とさせていただきます。ただでさえ体調が悪い中、院外でお待ちいただくのは暑かったり寒かったり、雨にあたったりと、辛い思いをさせることになりますが、その分お待ちになる時間を減らすべく、予約制での診察とさせていただきますので、何卒ご容赦願います。

また通常の診察の患者皆さまには、ご来院による感染のリスクを減らせるよう、上記のような配慮をしております。引き続き安心してご受診ください。

 

2. 新型コロナ感染症の検査費用について

同感染症が5類になることから、同感染症の抗原検査やPCR検査の費用が、これまで自己負担分無しから、5月8日以降は以下のように有料になります。

▽抗原検査の場合
窓口負担3割 1330円
窓口負担1割 450円

▽PCR検査の場合
窓口負担3割 2550円
窓口負担1割 850円

上記に初診料もしくは再診料、各種加算、処方箋料などが加わります。

なお当クリニックではこれまで同様、抗原検査もPCR検査も行いますので、感染がご心配な患者さんは遠慮なくご相談ください。

 

3. 順番予約システムについて

すでにホームページの新着欄に記載いたしましたように、7月1日から再開予定です。

再開についてはこれまでも多くの患者皆さまからお声を頂戴してまいりました。5類扱いとなったことを機にとの案もありましたが、院内スタッフの間で検討を重ね、準備と周知にお時間をいただくこととなりました。もう少々お待ちいただくことになりますが、ご容赦願います。

 

4. 受診の際は通常の診察の際も引き続きマスクの着用をお願いします。

受診される患者さんは皆様は様々な疾患に罹患されています。免疫力の低下されている状態の方もいらっしゃいます。厚生労働省からも医療機関を受診する時、重症化リスクの高い人が多い医療機関や高齢者施設などを訪問する時にはマスクの着用を呼びかけられていますので、院内ではマスクの着用をお願いいたします。

 

投稿者: 江北ファミリークリニック

2021.03.06更新

2/24に子宮頸がんの新しいワクチン、シルガード9®︎が発売されました。

 

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因として知られています。HPVの30タイプの中でも15タイプが子宮ガンと関係していると言われており、その中でも1番多いとされているのが16型、2番目が18型です。

HPVは性経験のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんを始め、肛門がん、膣がんなどのがんや尖圭コンジローマ等多くの病気の発生に関わっています。

HPVは通常は感染しても勝手にいなくなってしまうことが多いのですが、一部の女性は持続的な感染状態となり、数年かけて段階的にがんへと進行していくことがあります。

 

子宮頸がんワクチンはこのHPVの感染を予防することを目的としており、これまで日本では16型と18型に有効な2価ワクチンであるサーバリクス®︎と、尖圭コンジローマという性病にも併せて有効なガーダシル®︎という4価ワクチンがありました。これらのワクチンを接種することで60~70%の子宮頸がんを予防できると考えられています。

今回発売されたシルガード9®︎はさらに5つのタイプにも有効なワクチンとなります。

 

子宮頸がんワクチンの定期接種は小学校6年~高校1年相当の女子を対象に行われていますが、これはサーバリクス®︎とガーダシル®︎のみで、シルガード9®︎は任意接種となり、現在公費助成はなく、全額自費負担となります。

 

当クリニックでは、定期接種のサーバリクス®︎とガーダシル®︎に加えて、シルガード9®︎の取り扱いもしております。

接種は予約制となります。詳細を知りたい方や接種ご希望の方はクリニックまでお問い合わせください(03−3897−3030)。

 

 

 

 

 

投稿者: 江北ファミリークリニック

2019.05.27更新

ここ数日、真夏のような日が続いていますね。

日差しも強く、気温も暑く、ただ毎年の東京の真夏のじめっとした湿気はなく、

比較的カラッとしていますね。

 

この時期に気をつけなくてはいけないのが、熱中症です。

まだ体が「暑さ」に慣れていない状態なのに、急激に暑くなったことに対し、体が適応できないのだということです。

 

本日は外来に熱中症を疑わせる患者さんが多くいらしていました。

このような環境に加えて2日前の土曜日に近隣のいくつかの小学校や幼稚園、保育園で運動会があったらしく、

その運動会で熱中症になったお子さんも多くいらしていました。

またさらに胃腸炎や溶連菌感染症をはじめとするいくつかの疾患も流行っています。

熱中症で体調が悪い状態にさらに感染をしてしまい、様々な症状が出ている患者さんも多くいらっしゃいました。

 

熱中症に対しては、水分補給は大切ですが、それと同時に暑い環境を回避すること、暑い環境に曝露する前に体調を整えることも大切です。

 

これからも暑い日が続きそうなので、しっかり栄養と休養をとり、体調を整えましょう。

投稿者: 江北ファミリークリニック

2019.05.09更新

GWが明けて、すでに3日間が過ぎてしまいました。

4月は色々慌ただしく、ブログの更新が滞ってしまい、

久しぶりの更新です。

 

クリニックではここのところインフルエンザや溶連菌、胃腸炎が流行っています。

インフルエンザはA型もB型も両方みられています。

この時期は、昨年の10月から12月に打った予防接種の効果も落ちているため、伝染りやすいかもしれません。

皆さま、感染対策として手洗いをしっかりしてくださいね。

 

 

投稿者: 江北ファミリークリニック

2019.03.25更新

ここのところ暑かったり寒かったりと気温差が激しいですね。

この気候の変化で風邪を引かれる方も多いです。

花粉症の患者さんも多いですが、最近は突発的な発熱をされて来院される方もいらっしゃいます。

お子さんも大人の方も、男女年代を問わずに、時には39℃くらいまで熱が出ていたりします。

インフルエンザではなく、時に溶連菌感染症の方もいらっしゃいますが、多くは原因不明。

血液検査をすると細菌性感染症だったり、ウィルス性感染症だったり、はたまた炎症反応自体が出ていなかったりと、

本当に様々な状態の患者さんが多いです。

こういう、何かはっきりしない時って、嫌ですね。

結局熱や咳、鼻汁などの症状への対症療法をするしかなく、こちらもちょっとスッキリしない気分でその患者さんの診察を終えることになります。

念の為3−4日後に再診して様子を見せに来ていただくことをお願いするのですが、いらっしゃらないことが多い。

それりゃぁそうでしょう。良くなったのにわざわざ診察を受けるなんて、私が患者さんの立場だったら、嫌ですもん。

ただこの「再診されない」ことが「良くなって」ならいいのですが、「良くならないが」ということではないかという心配もあります。

その場合、他の医療機関を受診されて「良くなった」のであればいいのですが、「良くなっていないが、我慢をする」というのであれば、他の治療方法もありますので、ぜひ再診をお願いしたいです。

 

投稿者: 江北ファミリークリニック

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